7MUST-HAVES FOR NEW YEAR’S

お正月、絶対に必要な7種の器

for 11/1 - 12/31

年に一度の「お正月」という伝統行事を目掛けて、毎年エンドユーザーさんの消費動向は右肩上がり。
冬へと季節が移り変わるこの時期の仕入れは、年末商戦に向けて売り上げを伸ばす大チャンスです。
今回はお正月のマストアイテムやお正月を彩る魅力的な売り場の事例を紹介していきます。
お正月の提案は意外と簡単にできるので、お店のコンセプトに合わせたアイテム選びで万全に準備していきましょう。

PDF版ダウンロードはこちら

取皿

どの家庭でも出番がある取皿は、お正月の売り場にとっても欠かせない存在。 取皿×家族人数(枚数)のまとめ購入が期待できるので、在庫を積んでおくのがポイント。

雑煮碗

お雑煮は伝統的な行事食の一つ、ですが意外とお気に入りの雑煮碗を持っていない方が多いのも事実。 小丼やお茶碗と兼用できるものもあるので、お正月に向けて準備すべきマストアイテムです。

お重

実は、回転率が一番早いのはお重。秋の行楽シーズンからお正月を越えて、春のお花見にも重宝します。 購入までの検討時間が長い商材なので、早めに店頭にて紹介していきましょう。

大皿

ワンプレートでおせち料理を楽しむ方も多いはず。和洋問わずどんな大皿もお正月提案が可能です。 さらに大皿の動向を伸ばしたい時には、豆皿や箸置きなどの小物と組み合わせるのがコツ。

豆皿

客単価アップの秘訣は豆皿。手に取りやすい価格帯で、中には贈り物用に選ばれる方も。 一品ずつ細かなおかずを楽しむおせち料理やささやかなギフトに持ってこいのアイテムです。

酒器

酒器は売り場に“華” をもたらす最高の切り札。年に一度のお正月こそ、取り入れるべきアイテム。 駒筋瓢箪を置いて平坦なディスプレイに立体感が生まれると売り場全体のアクセントにも繋がります。

売り場に賑やかさをプラスする重要アイテム。大人数で集まることの多い年末年始は、 お箸や箸置きを新調したり買い足したりする機会が増えるのでストックを十分に準備しておきましょう。

7種の器セレクトポイント2選

point1 ハレの日カラーで魅せる

決まった色でアイテム選びをすると必然的に統一感のある仕上がりに。
色が連想させる印象効果をうまく活用していきましょう。
紅白や黒、銀彩はおめでたいお正月を彷彿とさせる抜群の“ハレの日カラー” です。

〈使用シリーズ〉

お正月を連想させる赤、黒を揃えたディスプレイ。
上絵を施した器をチョイスすることで純和風の印象に。

〈使用シリーズ〉

特別な日に使う器だからこそ、お正月に揃えたい銀彩の器。上品でラグジュアリーな雰囲気にしてくれます。

〈使用シリーズ〉

白い食器に深紫のアクセントカラーを加えた色選び。伝統的な器も白と紫にフォーカスすると洗練された印象に。


point2 雅モチーフで華やかさをプラス

マルミツポテリには縁起の良いモチーフの器がいっぱい。
お正月アイテムとしても、慶事のギフトとしても役立ちます。
ひな祭りや端午の節句などお正月以降も活躍する長期スパンアイテム。

〈 角紋 (かくもん) 〉

神前にお供え物を置く折敷に由来した角紋。
隅切や隅入り角は古くから家紋に使用される伝統的な形状です。

〈 ひょうたん 〉

上が小さく下が大きく膨らんだ「末広がり」型の瓢箪は、
商売繁盛や幸福を招くとされています。

〈 木瓜 (もっこう) 〉

鳥の巣が卵を包んでいるように見えることから
子孫繁栄の象徴にもされている縁起が良い形です。

〈 松 〉

常に青々とした葉を保ち、「神を待つ(まつ)」という謂れから
お正月飾りなどにもよく使われるモチーフです。

〈 梅 〉

厳しい冬に耐えてどの花よりも一番始めに咲く梅。
春の訪れを告げることから喜びの象徴とされています。

case study #1

ベーシックに「お重と取皿」

おすすめのお店

家具店

ライフスタイルショップ

和食器中心のお店

お正月といえばおせち料理。つまりお重。
お重一つの演出効果は高く、並べるだけでおめでたい雰囲気を醸し出します。
そんなお重は「取皿」とともにセットで提案するのがコツ。
普段は一汁三菜で提案する和食器もここぞとばかりにお重と組み合わせてご紹介していきましょう。
特に以下の(1)〜(4)のいずれかに当てはまる小売店さんにおすすめです。

(1)季節ごとに売り場替えをしたい

(2)食器のまとめ買いをしてほしい

(3)和食器の動向を伸ばしたい

(4)接客に力を入れたい

〈使用シリーズ〉

トルコ青を主役に薄紅や紫、朱色を用いてコーディネート。トルコ青釉はハレの日を祝うお正月の売り場として目を惹く華やかさ。季節問わず紹介できる取皿には、豆皿を置けばお正月らしさがアップ。

〈使用シリーズ〉

陶器、磁器による白の違いで奥行きを出したコーディネート。「カモン」「リパイユ」などのモダンな和食器を組み合わせています。白基調にすることで和食器もナチュラルで柔らかい雰囲気に。

〈使用シリーズ〉

古典的な和食器による正統派のコーディネート。揃えるだけでがらりとお正月らしく変化させることができます。和食器を中心に展開されている小売店さんはぜひ揃えるべきラインナップ。

case study #2

「豆皿」を主役にする

おすすめのお店

雑貨店

ギフト提案の多いお店

洋食器中心のお店

お正月=お重・雑煮碗だけではありません!
豆皿や小鉢、お箸を駆使すれば、どんなプレートもお正月の売り場として生まれ変わります。
ワンプレートに必要な盛り面の広い敷き皿、重ねづかいのできる豆皿を集めてコーナーにしてみましょう。
特に以下の(1)〜(4)のいずれかに当てはまる小売店さんにおすすめです。

(1)限られた売り場スペースで展開したい

(2)ギフトの需要が高い

(3)客単価を上げたい

(4)既存アイテムと絡めて販売したい

〈使用シリーズ〉

豆皿をウッドボックスに集めて1コーナーにしたディスプレイ。重ねてスタッキングしてもスペースを取らないコンパクトさ。限られたスペースでも十分に展開できるお正月コーナーです。

〈使用シリーズ〉

ニュアンスカラーが特徴のオルスのような洋モノのプレートも縁起の良いモチーフの豆皿と組み合わせるとお正月らしく変化。ぜひ導入済みの大皿を使って試してみてください。

〈使用シリーズ〉

伝統的な「隅切」を模った器に、高台のついた豆皿で立体感を演出。梅の豆皿は丸や四角い形状の器に取り入れるとワンポイントに。使用イメージが湧くミニコーデはアイテムの回転率アップ。